意表を突いて梅酒を作る!

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◆作る理由◆
 梅酒を作って3年目。そろそろ毎年恒例行事となったため、ウチ的なアタリがついてきたので書いてみた(^^;。なお、今回は完成までに時間が掛かる(漬け込み期間)ため、 後工程については昨年行ったことを書いておく。また、今年は甘味料に初めて蜂蜜を使用したために上手くいくか分からないので、 昨年まで使用した氷砂糖での作成方法を書いておくこととする。美味しく飲めたので。


◆使用工具◆

梅酒を入れる保存用の瓶(広口でガラス製。7lくらいの物)、ザル、爪楊枝、清潔な布巾、おたま、 (コーヒー用のドリッパー、コーヒー用のペーパーフィルター、別容器)

◆使用材料◆

梅の実(2kg)、ホワイトリカー(35度、3.6l)、氷砂糖(1kg)

◆作成時期と材料選定◆

 ということで、とりあえず梅酒を作成する時期から。新鮮な梅が出回る6月あたりじゃないと作成できないため、 気を付けること。
 ホワイトリカーについては、ホームセンターとかでこの時期になると1.8リットル1000円程度で販売されているもので大丈夫。 寝かせることによって、まろやかさとかも出る。(ものと思われる(^^;。)で、他に氷砂糖も1袋(1kg)購入。また、 保存用の瓶がない人はこの時についでに購入すること。ただし、後で梅を出し入れするので、口が広い物を。

 で、梅。この世界で有名な某C社等でも使用されている紀州の南高梅などのが粒が大きい梅だと、後の工程で楽だ。 大体1kgぐらいで販売されているので、今回は2袋ほど購入。これで材料が揃った。

◆とりあえず洗う◆

 洗うのは梅だけではない。保存用の瓶もまたしかり。ということで先に保存用の瓶を洗う。最近の瓶は熱消毒が出来ないので、 洗剤で洗う。除菌成分入りの洗剤で洗うのがベストかと。で、洗った後は乾かしたりして水が残らないようにする。
 そして、保存用の瓶が洗い終わったら次は梅。昔「米をとぐのに洗剤で洗った人がいた」という事があったらしいので、とりあえず明言する。 梅は流水で洗うこと!(^^;。流水で1個ずつ指でこするように洗ってザルに。この時ある程度出ている「ヘタ」も取っておくと、後が楽。

◆梅のヘタを取りつつ、漬け込む◆

 これはした方がよいと思うのでとりあえず行う。ザルに上がった梅を爪楊枝で1個ずつヘタを取る。意外にポロリと取れるので、 保存用の瓶の中に入らないように注意すること。ヘタを取った後、なるべく水分が入らないように清潔な布巾で梅の表面を拭いて保存用の瓶に静かに入れる。 あとはザル1杯分この作業の繰り返しである。
 で、梅の投入が終わったところで氷砂糖の登場。甘さが決まるので、自分自分の分量で入れても良いが、今回はウチのレシピなので全量瓶の中に適当にバラ撒く。 どうせ後で攪拌するので、そんなご丁寧に均一に撒かなくて良い。
そして最後にホワイトリカーを注ぐ。もちろんこれも全て投入。寝かしている途中で攪拌のために瓶を振る作業があるので、入れる量は容器の9割程度で押さえた方が良いものと思われる。
 とりあえずできあがったので、冷暗所に保存する。ただし、冷蔵庫内ほど温度が低いと上手く熟成しにくいので、押入れの中程度で大丈夫。

◆暇なときは蓋を開けずに瓶を回して攪拌しつつ、最低3ヶ月放置プレイ◆

 ここまで来るとあとは3ヶ月ほど寝かせるだけ。途中、暇なときがあったら瓶の取っ手を持って振るとかして中身を適当に攪拌しておく。 大体できあがる頃は最低でも3ヶ月後。ということで6月作成だから早くても9月頃まで蓋は開けない。ただひたすら暇なときに瓶を振るだけ。重いけど(^^;。

◆3ヶ月後のご開帳 でも.....◆

 ということで、今年版はまだ寝かしているが9月頃の作業!
 瓶の中を見ると最初に比べて飴色になっているはず。ということでとうとうご開帳の時期となる。とはいっても、まず最初に行う作業は梅を取り出す事。 おたまを使用して梅の実を取り出す。もちろん酒の方はなるべく損失が少ないようにすること(^^;。
 これでとりあえず梅酒が完成はする。この時若干ゴミが気になるようだったら、別容器を用意してコーヒー用のドリッパーとペーパーフィルターを利用して濾過する。

◆完成!◆

 ということで、梅酒が完成。あとは別容器(500mlのPETボトル等)用意してご近所の皆さんにお裾分けするも良し、自分で全て飲んでしまうも良しである。 ウチはどっちもやるので、今回のレシピのように3リットルぐらい作ったが、半分で良い場合は分量は半分で良い。
 またウチの場合、お裾分け用は適当にラベルも作成して、市販品のソレっぽく仕上げている。

◆ストレートでも良いけど、ウチはやっぱり炭酸水!◆

 ということで完成したので飲む。ストレートで飲むのも良いかもしれないが、そうはいってもホワイトリカー。アルコール度数35度はウチには厳しいので、 梅酒には炭酸水を入れる。しかも使う炭酸水は水、二酸化炭素のみのシンプルなもの。S社の炭酸水とか、一部の炭酸水には保存料とか非常に余計な物が入っている(--#。 で、ウチ的配分は1:1。もちろん炭酸水なので、飲む直前に割ること。


 残暑厳しい時期に飲む 梅酒の炭酸水割りで 乾杯!(^^)b