魑魅魍魎を使用して超コンパクトなファミパチマシンを作る!

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◆作る理由◆
 前回の魑魅魍魎を使用したファミパチマシンがなかなかに講評(?)だったため、 今度は小型化を目指してみた。


◆使用工具◆

ハンドドリル、リーマ、カッター、マジックペン(細字)、はんだこて、プラスドライバー、 ピンセット、ラジオペンチ、ニッパー、線ノコ

◆使用材料◆

魑魅魍魎本体、ケーブルジャンク、半田線、スペーサー、ネジ、スライドスイッチ、 押しボタンスイッチ、9ピンコネクタ、冷蔵庫用脱臭剤のケース、 トランジスタ、レギュレータIC、電解コンデンサ、セラミックコンデンサ、抵抗、レギュレータ用IC

◆ケース加工◆

 ケースレイアウトを考えつつ、ケース加工を行う。今回はかなりギリギリに詰め込むつもりなので、 結構悩みどころ。当初の目標はコントローラーに貼り付けるという事も検討したが、 そんなに器用ではないため冷蔵庫用の脱臭剤サイズで妥協した(T_T)。
 とりあえずまずはじめにROMスロットの穴空け。コレが一番大きいので。

◆電源+AV出力回路の小型化◆

 ケースがある程度完成したので、今度は電源+AV出力回路を作成し直した。サイズがサイズなので、 どうしても小型化する必要があった。
 蛇の目基板の穴の数で表現すると、5個×25個のサイズで完成。勿論、電源回路側の方が大きい。  でも、希望としては電源アダプタも本体に取り付けたかったものの、サイズ的な問題で断念(T_T)。

 なお、なんとなくアダプタ入力を無極性にしてみた(^^;。これで変なアダプタつっこんでも、 故障する確率がぐっと低下する。(後壊れるとすれば定格以上の電圧をつっこまれる事のみ。)

◆魑魅魍魎の小型化◆

 ケースサイズが小さく、そのままだとケースに収まらないために魑魅魍魎の本体も加工が必要となった。 といっても、そんなに大それた事ではなく、ただ単にスロットの足(ネジを付ける方向)を入る程度に切断して、 ネジ止め用の穴を空ける、と言う程度で大丈夫だったり(^^;。

◆魑魅魍魎取り付け◆

 ということで魑魅魍魎を取り付け。単芯の細めのケーブルを使用したために、非常に頭に来る位線がプチプチと切れまくった。 (勿論、夏の暑さとも相まって作業者も非常にプチプチ) なので、こういう使用の場合は単芯ケーブルはお奨めしない。

 あと、AV出力に使うコネクタは穴を空けるスペースの関係で3.5φのステレオプラグを使用することにし、 コントローラーのコネクタについてもこれまたスペースの関係上、別途9ピンコネクタを使用することとした。
 それと書き忘れだが電源スイッチとリセットスイッチは元の基板についていた物を流用した。

◆とりあえず完成◆

 といういことで完成。んで、早速モニタに接続して動作チェック!
 とりあえずすんなりと起動。しかし、一応ゲームは出来るものの映像が若干暗め。AV出力回路の修正が必要と思われる。

◆と言うことでAV出力回路修正◆

 ということで、AV回路を修正した。と言っても、実質要らなかったパーツ取り外し大作戦だったり(^^;。 で、ここで確認するのは魑魅魍魎の最初から付いていた電源AV回路。よく見ると、トランジスタ+抵抗1個のみという、 結構簡単な回路だった。(技術的にもうちょっと書くと、エミッタに抵抗経由でVout、コレクタにVcc、ベースにVin)

 で、ウチの当初の回路には抵抗3つとVout手前に電解コンデンサが付いているという、実に無駄な回路だったので、 出力が下がって画面が暗めだった、と言うオチだった(^^;;;;

 ということで、回路を修正してモニターに映してみる。今度は問題ない程度に出力。と言うことで、 やっとこさ完成した(^^)。ちなみに今回はウチのみの使用を考慮してLEDは付けなかった。というか、 面倒臭くなったので(^^;;;;。
(その内に行うつもりだが、とりあえず動作したので今回はこれにて完成!。)

◆出来上がったファミパチマシンと専用カートリッジ◆
(専用カートリッジが全部表示されないのは諸事由によるため(^^;。)